拝啓
菊花の候、お変わりなくお過ごしでしょうか。
こんにちは。上海の日系クリニック、上海整形外科治療(トワコクリニック・リハビリ科)のホームページです。

最近どうも右肩の調子が悪い、時々挙げると痛いし、若い頃と比べたら可動域も落ちてる…
そう思われた事はございませんか?
40歳を過ぎた方ならお分かりになると思います。実際にに10人中9人の方が、40歳を過ぎると関節の可動域に変化を感じると言われています。
そして痛みは結構、突然始まります。「ギャー!あんなに若かった私が40肩?」「50肩って言われて更に老けました」「先生、ヤバイ…トイレでお尻まで手が届きません」
と、皆様のお気持ちを、私はこれまでたくさん聞いてきました。
しかし、そんな私も40歳を過ぎてから、どうやら皆さんと同じように、右だけ可動域が狭くなってまして、最近は必死に「4-50肩予防体操」を行っている所であります。
今回は、私がやっている「4-50肩予防体操」をこのブログの下の方に動画を作りました。是非皆様もやってみてください。
予防、治療、リハビリとどのフェーズも大切ですが、これからはやはり、予防医学の時代のようです。
当リハビリ科では、整形外科医、理学療法士、看護師、中医2名、セラピスト2名、と少しづつではありますが「予防、治療、リハビリ」という流れをチームで行えるような形になってきました。今年も残りあと2ヶ月となりましたが、我々も皆様の駐在生活におけるご健康を最大限サポートさせて頂きます。
当リハビリ科医療スタッフ紹介
整形外科医潘(パン)医師

華東医院の主任医師でもある潘(パン)医師、当リハビリ科では毎週土曜日に診察可能。2001年には茨城県立医科大学でも研修医として着任経験あり。整形外科・小児リハビリが専門。足底板作成のプロフェッショナル。
人気の高先生(土曜日)

土曜日のみ当院に勤務している高(ガオ)先生。中国スタイルの治療手技ですが、患者様から、彼はいいよ!とのお声を多く頂きます。得意疾患は腰・首。
新入りの鳳先生(日曜日)

徐々に日本の患者様にも慣れてきた鳳先生、ゆったりしたコミュニケーションが心落ち着きます。得意疾患は肩・膝。
ナースによる血圧測定(毎日)

看護師によるリハビリ前の血圧測定を導入中です。思っていたより血圧が高い方も多くいらっしゃいます。当院では皆様のトータルな体調も見ながら治療を行います。
リハビリと針・漢方治療(月・木・日)

当リハビリ科では、慢性化一歩手前の疾患などに対して、二次的な治療方法として針治療や漢方治療等の中医学も取り入れています。
対象は、長引く痛み・痹れなどの骨関節・筋肉系の疾患など。
日本式のリハビリテーション治療と、中医学の組み合わせができるのは当リハビリ科のみ。
当リハビリ科には台湾の中医師が毎週の木曜日、日曜日、月曜日の午後に着任します。(中医の先生も数名いますので、リハビリ科で中医治療を希望とお申し出ください。)
肩甲骨の柔軟性を高める「肩甲骨はがし」

肩甲骨は「背中に生えた羽」とも言われています。
肩甲骨周辺の柔軟性は、首、腕、全身に影響していきます。肩甲骨周辺の柔軟性を高めるための「肩甲骨はがし」を治療に取り入れています。

これは私の得意分野ですので是非体験してください。
※今回は「四十肩の予防体操」の動画をアップしました。
夕方の往診について

毎週月・火・木・金の18:00~ご自宅への往診が可能となりました。
18:00~18:45までの一枠のみとなります。
- トワコの最終受付に間に合わないクリニックまで歩けそうにない
- 子供を全員連れていくのは時間的に難しい
- このような場合にご利用ください。往診に関しては、基本的に当院を受診したことがある方を優先しております。
女性のみ在宅の場合はお断りしております。
保険の記載事項等がございますので、往診希望の方は当日の16時までに私にご連絡ください。住所などのやり取りが必要ですので、必要な際には私のwechatを追加してください。

ID検索は、pt-shanghai です。
上海整形外科治療(トワコクリニックリハビリ科)では日本人向けに、腰痛・ぎっくり腰・坐骨神経痛・四十肩・足首捻挫・肉離れ・椎間板ヘルニア・アキレス腱断裂・むちうち・関節や筋肉の痛み・テニス肘・ゴルフ肘・野球肩・野球肘のような整形外科疾患に対応しています。
少しずつ冬が近づいてきました。大きな怪我がないようお体くれぐれもご自愛ください。
敬具
その他の過去のブログ記事一覧はコチラです。
以前書いた四十肩についてのブログはこちらです。
Pingback:上海整形外科治療 - 駐在員・主婦・お子さまの日常生活やスポーツに | 上海で四十肩を考える①