上海で肩こりを治療しよう ②

【上海整形外科ブログ・肩こり】

前回に引き続き、肩こりの原因についてです。

前回のブログで書いたように、肩こりの主因は骨と筋肉となりますが、それと同時に、筋肉を覆う幕と神経もまた重要になります。

肩甲骨~頚部~頭部にかけて様々な筋肉がありますが、これらの筋肉に繋がり、頭の後ろ半分を覆っている、帽状腱膜という一枚の薄い膜があります。これもまた首の項靱帯という筋膜と同様のものに繋がっていきます。

これらの部分のどこかが突っ張ったりすると膜を介して別の部分までひっばられる事もあり、首・肩の痛みや頭痛といったものを生じさせるとされています。

 

またストレートネック等、首の骨が不自然に真っ直ぐになっている場合も、項靱帯が突っ張りやすく靱帯上で神経刺激物質が分泌されて、しつこい首や肩の痛みとなっていくケースもあります。

 

もう一つ重要なもの、それが神経です。

 

人は1日24時間のサイクルで自律神経がうまく体をコントロールしています。しかし強いストレスが持続的にかかると、交感神経系の働きが過剰になりすぎたりと、血流を阻害し疼痛物質が溜まる状態になることもあります。ストレスによる自律神経の乱れもこのように首痛、肩こりの原因となってしまいます。

 

また、神経痛による肩こりもあります。椎間板の機能が低下してくると、それをカバーしようとして骨から棘のような突起ができてきます。それが首や肩、頭などを走る神経を刺激して神経痛を起こしている可能性もあります。大後頭神経、肩甲上神経などが神経痛を起こしやすい代表的な神経といわれています。

 

このように、たかが肩こり、と楽観しないことです。

 

前回お伝えした、骨・筋肉、そして今回の、筋膜、神経・・・こういったものが複雑に絡み合って進行していますので、まずは生活習慣を改善し、できる対策を積極的に試してみることです。

 

痛みが長く続いている場合や、痛みが強い場合はいつでもご相談下さい。

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著者情報

水流 理 (つる おさむ)

水流 理 (つる おさむ)

上海在住5年目の理学療法士。術後の入院リハビリは華山・華東医院と提携し、外来リハビリは永恵華クリニックで行っている。スポーツ障害や肩、腰、膝など の整形外科疾患を得意とする。スポーツ整形への知識・研究が深い。

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