上海でムチウチを考える

上海で交通事故によるむちうちで気をつけること

 

上海では交通事故が日常茶飯事で起こっています。

事故後のむちうちで来院される方も多いのも事実です。

特に上海のタクシーに乗っていての追突が一番多く、痛みが続くため上海の病院を転々と回ったという話もよく耳にします。今回はむち打ちについて考えていきます。

交通事故によるむちうちは、90%が追突などが多いです。

そもそも、むちうち症とは何なのか!?ということですが,

交通事故の後に起こる様々な症状を指し、整形外科的障害として首、肩、背部、腰部、ひざなどの痛みなどに症状が出ます。

特に交通事故で多いのが首のむちうちで、簡単な表現をすると首のねんざということになります。

 

むちうち症の起こり方は、正面衝突、側面衝突、追突など大きく分けて3種類ありますがむちうちは追突が圧倒的に多く、むちうちは、頸椎捻挫、外傷性頸部症候群、頸部挫傷に分けられます。

首の頚椎が強い衝撃を受けてなるものなので、交通事故だけに限らず、喧嘩や転落、外傷などからの要因でむちうちになることもあります。

交通事故などの際も直後には何も問題がないと思っていても何か月もたってから急に首や肩のコリ、痛み、頭痛、だるさなどの不調があらわるケースが多いので注意が必要かと思います。

むちうち症とは、その名の通り鞭をうったようなS字の動きをしてしまうことでなり、胴体の上にある頭は意外と重くて、体重の約10 分の1の重さがあると言われています。

交通事故の際の追突などで体が前にいくことで頭がついてこなくなりS字の動きをして鞭を打ったような感じになるのでむちうちになります。

ケアとしては針治療やリハビリ、効果的なつぼ押しなどがありますが基本的には医院に早めにいって異常が無いと言われても相談するようにしましょう。

交通事故の治療などでは、むちうち症以外にも骨折や脱臼、打撲や捻挫、挫傷、手やひじ、足のしびれ、首や肩、腰、膝の痛み、その他(めまい、倦怠感、だるさなど)など様々な症状が出る恐れがあるので、病院で「レントゲンでは異常がない」と診断されても痛みを感じる場合や、心配な箇所がある方は上海の整形外科専門のクリニックに相談することをおすすめします。

シェアする

著者情報

水流 理 (つる おさむ)

水流 理 (つる おさむ)

上海在住5年目の理学療法士。術後の入院リハビリは華山・華東医院と提携し、外来リハビリは永恵華クリニックで行っている。スポーツ障害や肩、腰、膝など の整形外科疾患を得意とする。スポーツ整形への知識・研究が深い。

コメントはありません

コメントを投稿する

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください