上海で首の痛みを考える

首が痛い時の症状と対処法

上海でも首の痛みで来院される方も多くいらっしゃいます。首も腰と同じく非常に重要な部分。長く痛みが続くと不安になるものです。今回は首の痛みについて上海で考えてみます。

首が痛い原因として考えられるのは、頚椎症が考えられます。加齢により中年以降に発症するもので、神経根の圧迫が原因です。

症状としては首などが痛い以外に、肩~腕の痛みや痺れ、目のかすみなどが出る場合もあります。正確には変形性頚椎症と言い、誰にでも起こることなのでこのこと自体は病気ではありません。

この変形性頚椎症が起こったために、脊髄や神経根が圧迫されて、そのための痛みやしびれが出てくる場合を、頚椎症性脊髄症あるいは頚椎症性神経根症と言います。

症状は、頚椎症性神経根症では、脊髄から外へ出てきた神経根という神経が圧迫されるために、手のしびれ、手の痛み、肩、腕、指先にかけてのしびれや痛み、手の指が動かしにくいなどといった症状が出てきます。

また、交通事故やスポーツ障害など心あたりのある方はむちうち症の可能性もあります。何もしていない状態でなるものではなく何かにぶつかったり、転んだり、強い衝撃を瞬間的に受けた時になるものなので心あたりがあると思います。

むちうちの症状は、頭痛や吐き気、めまいや手足の痺れなど様々です。

そこまで大袈裟な病気でない場合(ただ単に首がちょっと痛いだけ)は、肩こりや肩の筋肉の硬直など運動不足や姿勢の悪さからくる血流の悪化も考えられるので、マッサージなどでの血行、血流を良くする方法や生活習慣に気をつけるようにして下さい。

 

対処方法は若干違いますが、首が痛い理由が肩こりなど以外のむちうちや頚椎症の疑いのある場合は、まず速やかに整形外科や整骨院などに診察に行かれて下さい。

あとはリハビリなどの定期的な通院が必要になります。基本的には頚椎症は、自然治癒する疾患です。症状が出ないように頚椎を後方へそらせないようにし、適切な方向への頚椎牽引や症状が強いときには消炎鎮痛薬の投薬などが行われます。むちうちの場合は長期的に通院が必要になります。

上海ではどこの整形外科に行けばいいのかわからない時がありますが、まずは日本人の医師やセラピストに相談されることをお勧めします。

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著者情報

水流 理 (つる おさむ)

水流 理 (つる おさむ)

上海在住5年目の理学療法士。術後の入院リハビリは華山・華東医院と提携し、外来リハビリは永恵華クリニックで行っている。スポーツ障害や肩、腰、膝など の整形外科疾患を得意とする。スポーツ整形への知識・研究が深い。

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