3月 06 2015 0 上海で脱臼したら?? 水流 理 (つる おさむ) 上海 整形外科, 上海 脱臼, 上海 骨科 ブログ 肩の脱臼、どういう状態か? 上海で脱臼する、というケースも少なからずあります。ラグビー、格闘技、野球で滑り込んだ時の接触、、などが比較的多いかと思います。 当院では他医院で検査をした後のリハビリや治療で来院される方もまれにいらっしゃいます。受傷後、すぐに整復することは予後にかかわるので、抜けた!と感じたらすぐ上海の整形外科や大きな病院に問いあわせすることをおすすめします。 今回は肩の脱臼について、学問的ですが感がてみます。 肩の脱臼はどういう状態になっているのでしょうか。脱臼とは、骨と骨を繋ぐ可動部関節が外れ、異常な位置で留まっている状態のことを言います。骨と骨を繋ぐ部分で起こるもので肩関節がはずれるのが肩関節脱臼です。 種類には、完全脱臼と不完全脱臼(亜脱臼)があります。骨折なども伴っている可能性があります。どういう状態で起こる怪我かというと、スポーツや転倒、転落や交通事故で肩の関節がはずれた状態になります。動かさないように固定して速やかに整形外科などを受診するようにしましょう。 前方脱臼が外傷性肩関節脱臼の95%以上を占める上腕骨が前方に移動する脱臼です。脱臼をした時に脱臼したままの状態で元に戻さないと元の関節に戻らなくなります。 関節を構成する骨同士の関節面が正しい位置関係を失っている状態なので、応急処置として遅くとも8時間以内くらいに元に戻す必要があります。あまり遅くなると手術が必要になるケースも出てきます。 痛みとしては、相当痛く初めての方は経験したことの無いような痛みかもしれません。肩の脱臼は肩がゆるくなる不安定肩の前方不安定症や後方不安定症を招くおそれもあるのでしっかりと早い段階で関節を元に戻すことに集中して下さい。 治った後も上海の整形外科などにたまに行き、簡単なリハビリなどをすると必要が出てきます。 脱臼などは捻挫などと同じく一度やると癖になりやすく、2度目、3度目と再発する人も少なくありません。 山登りや自然の中にいてすぐに病院に行ける状態ではない場合もあります。一応治療行為になるのですが、自分がなった時とは別に他人の肩を入れてあげるなどの緊急措置が必要になる時もあるので脱臼の応急措置などを勉強してから山登りなどを始めると良いかもしれません。 とにかくクセ(再発)化させないようにすることが大切です。 シェアする 著者情報 水流 理 (つる おさむ)上海在住5年目の理学療法士。術後の入院リハビリは華山・華東医院と提携し、外来リハビリは永恵華クリニックで行っている。スポーツ障害や肩、腰、膝など の整形外科疾患を得意とする。スポーツ整形への知識・研究が深い。
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