上海で針治療を考える

こんにちは。上海整形外科治療です。

今回は、中国にいると土地柄よく耳にする中医学や針治療、カッピングについて私なりの見解を書いていこうと思います。

街中を歩いていると良く目にするのが、首の後ろや背中にカッピングの後が赤々とついたあれです。

悪い部分が赤黒くなるそうで、やっていくうちにその色が薄くなり良くなっていくという話はよく聞きますね。

 

私も実は一度、足裏にカッピングをやったことがあります。

しかし一般のマッサージ屋さんだったせいか、あまり効果を感じることが出来ませんでした。
神技的な先生がすると違いが判るのかもしれません。

 

こちらの伝統医学ではありますが、

個人的には、あまり・・・これを学んでみたいという興味が湧いてこなかったというのが本音です。

 

針に関しても、私もいくつか試してもらった経験はありますが、
効果が良く分からない、、、というのが本音です。

 

これも先生の技量によるものが大きいと思いますので、一概には言えない所です。

ただし、一つ気になることは、うつ伏せで針を打ってもらっているときに、注射も一緒にされたという話をたまに聞きます。

何の注射かは分かりませんが、インフォームドコンセント(説明)はしっかりしてもらいたいものです。

いい先生ならばしっかり説明して、きちんとした治療で計画的に治療してくれるはずです。

 

一発で治った、、、もいいですが、それは本当に治っているのでしょうか??

痛みが消えればそれでもいいですが、客観的に見てすぐ再発するようならあまり良くありませんね。

 

中医学の先生もしっかり患者さん自身が判断して、良い先生を選ぶべきだと思っています。

 

もし中医で針を試してみたいという方は、私が知っている台湾の女性中医師が一人おります。

技術も信用も十分にある方です。私が知る中では一番の方だと思います。

以下にリンクを張りますのでご検討ください。

http://hari-sh.com/

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著者情報

水流 理 (つる おさむ)

水流 理 (つる おさむ)

上海在住5年目の理学療法士。術後の入院リハビリは華山・華東医院と提携し、外来リハビリは永恵華クリニックで行っている。スポーツ障害や肩、腰、膝など の整形外科疾患を得意とする。スポーツ整形への知識・研究が深い。

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