中医学と鍼について

中医学と針治療を上海で考える

 

私は中医学はやりませんが、興味を持って知ろうとはしています。なんでも努力しなければ知識は抜けていくばかり、、インプットはとても必要ですね。

今回も上海での中医学のことについて、上海の針治療について書いていきます。

 

「針治療は痛そう・・」とか「恐い・・」と思われている方も多いかもしれません。中国では針治療は数千年の歴史があり、今も受け継がれているものです。スポーツ選手などに特に必要とされていて、筋肉のコリ、むちうち、靭帯損傷からの回復、ヘルニア、ツボなど、目に見えにくい部分の治療としても効果が考えられます。

 

中医学には、針治療や灸治療、カッピング(抜缶、吸い玉)などがあり、体のツボを刺激することで体の不調を改善するのが目的です。体には、気や血などの生きるために必要なものの通り道として経路というものがあります。代謝物質の通り道としてその経絡上のポイントにあるのが経穴(ツボ)です。

中医学では、この経穴(ツボ)を刺激することで、肩こりや頭痛、眼精疲労や冷え性、腰痛などに効果があると考えられています。

 

針灸治療は、世界最古の中国医学書に記載されていて目に見えにくい気や血の流れなどを大切にした治療行為と言えます。中医学には鍼治療というものが欠かせません。

 

経穴(ツボ)を刺激することで自立神経などにも良くデトックス効果なども見込めるので、運動や食事改善でなかなか血行が良くならない、冷え性が治らない、便秘が改善されない、などの方にも効果が感じられるかもしれません。便秘などで老廃物が健全に代謝されないと腸内環境からくる肌荒れだけでなく、体のダルさ、むくみ、様々な箇所の不調などにも繋がるので軽くみてはいけません。

 

中医学では、副作用などの可能性もある薬などに頼らず、気や血、水などの過不足を整えて体全体を活性化させます。本来、体に備わっている自然治癒力を高めることで体の不調を治そうとする医学です。中医学としての針治療院もたくさんあります。なかなか治らない体の不調などを感じている方は、一度上海でも鍼の治療なども検討されてもいいかもしれませんね。(私は鍼はしませんが)

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著者情報

水流 理 (つる おさむ)

水流 理 (つる おさむ)

上海在住5年目の理学療法士。術後の入院リハビリは華山・華東医院と提携し、外来リハビリは永恵華クリニックで行っている。スポーツ障害や肩、腰、膝など の整形外科疾患を得意とする。スポーツ整形への知識・研究が深い。

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