ゴルフで痛めやすい箇所と注意点

ゴルフで痛めやすい箇所 注意点

上海整形外科治療です。

上海でもたくさんの方がゴルフをされています。上海近郊にはゴルフ場も多く、週末にはコンペも所々で開催されていますね。
今回は、上海でゴルフをするにあたって、ゴルフで痛めやすい箇所や注意点などを記載します。

 

ゴルフでも怪我とは別に痛めやすい慢性化しやすい身体の箇所があり、注意しておきたいところがあります。

 

ゴルフで痛めやすい箇所は、①腰 ②肘 ③肩 です。
これら関節は、治療だけではなく、日頃からの筋トレなども必要になってきます。まず疲労が蓄積しないように日頃からケアすることです。その方法として一番簡単にできることは、身体全体の疲労をとるには冷たい風呂と熱い風呂などに交互に入ることです。銭湯などでも可能ですし健康ランドのようなところにもサウナなどがあるので、冷水に浸かったり熱い風呂に入ったりすることで疲労回復につとめられます。

 

温冷浴は、科学的にも証明されている方法なのでアスリートや海外の選手なども実践しています。

 

あと、ゴルフで痛めやすい箇所で一番注意しておきたい注意点は、やはり腰ではないでしょうか。

 

腰を痛めてしまうとゴルフはしばらく出来ませんし、ひねりを加える箇所なので痛みが慢性化すると日常生活でもキツくなってきます。
悪化すれば腰ヘルニアなどにもなり、最悪は手術をしなくてはならなくなることもあります。注意点では必ず、ゴルフ前やスイング前にストレッチなどをすることです。急に腰を使うと凝り固まった筋肉や筋をおかしくするので、入念なストレッチをすることが注意点となります。

 

準備運動として、こうでなければいけないという方法はないので、腰を何度か捻ったり前後に使いやわらげる柔軟体操をしましょう。また、腰痛になる原因として腹筋の弱りもあります。軽い腹筋で良いので、日頃から家などで簡単な腹筋をして筋力アップをしておきましょう。他にもゴルフ肘と言われている肘や肩甲骨などの肩、手首の怪我なども多いのでゴルフで痛めやすい箇所として注意点としても日頃からその箇所の筋力を意識して筋肉トレーニングをする必要性があります。肩周辺ではゴムチューブを使った方法で、インナーマッスル(深層部の筋肉)などを鍛える癖をつけましょう。

 

上海は、もうすでにゴルフの良い時期ですね。怪我なくゴルフを楽しんでください。

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著者情報

水流 理 (つる おさむ)

水流 理 (つる おさむ)

上海在住5年目の理学療法士。術後の入院リハビリは華山・華東医院と提携し、外来リハビリは永恵華クリニックで行っている。スポーツ障害や肩、腰、膝など の整形外科疾患を得意とする。スポーツ整形への知識・研究が深い。

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