野球肩について 上海

 【上海 整形外科 コラム】

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(楽っとソフトボール大会 オフィシャルサポート2010 2011年)

野球やテニス選手に多いと言われる肩関節の障害の一つに、ルーズショルダー(動揺肩)があります。一般的には、肩関節亜脱臼や脱臼が習慣性となってしまった肩関節のことルーズショルダーと呼びます。肩関節の柔軟性は個人差がありますが、関節が不安定になってしまうとスポーツをおこなう上で支障をきたすことになります。

ルーズショルダーは一度の衝撃によっておこるものではなく、長い時間肩関節を使用することでおこってくるものです。ルーズショルダーで一番多いのが、腱板機能が低下している場合です。腱板は肩関節が十分な機能を発揮するための土台となる部分です。この土台が安定していないと、肩関節が不安定な状態になってしまうことがあります。  
  このような症状になってしまった場合でも、必ず手術を必要とするわけではありません。運動療法を中心とした保存療法でも十分に回復するケースもあります。まずは肩関節に精通した専門家に相談し、きちんとした管理下で運動療法を試みるのがよいでしょう。  

(運動療法として、ローテーターカフを中心として肩関節周囲筋の再教育をおこなうことが必要です。またローテーターカフを覆っている大筋群とのアンバランスさが原因となることもありますので、大筋群に見合ったローテーターカフの強化が必要となるでしょう。) 

初期の段階では、十分な休養と炎症を抑えるためのアイシングが非常に有効です。しかしこの状態のままさらに肩を使いつづけるとローテーターカフ自体を傷つけてしまいます。体の痛みは「使いすぎの警告」と受け止め、無理をせずに休みを取るようにしましょう。 痛みが軽減してきたら、十分なアフターケアをおこなうようにしましょう。

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著者情報

水流 理 (つる おさむ)

水流 理 (つる おさむ)

上海在住5年目の理学療法士。術後の入院リハビリは華山・華東医院と提携し、外来リハビリは永恵華クリニックで行っている。スポーツ障害や肩、腰、膝など の整形外科疾患を得意とする。スポーツ整形への知識・研究が深い。

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