上海 足首捻挫について私の見解

私は捻挫後の治療の一環としてリハビリテーションを行うことは、ケガの早期回復と後遺症を残さないために必要だと思っています。

《私のチェックポイント》

・レントゲンを撮るだけでいいのか?

・骨折がなければOKですか?

・その固定方法で大丈夫ですか?

 

young male runner suffering from leg cramp on the track

《程度について》

軽いものであれば問題ないですが、何度も捻挫をしている方や捻挫の程度が酷い方は、リハビリを行わないと予後が悪くなる可能性もあります。先ずは腫れがどれ位あり熱を持っているか確認し、腫れがどんどん酷くなるようであれば専門家に見てもらうことをお勧めします。

《温める?冷やす?》

リハビリは、RICE処理などの応急処置から始めます。リハビリ内容は、捻挫した箇所によっていろいろな方法を用いますが、基本的に24~48時間は炎症を抑えるために冷やします。その後炎症が引いてくれば、患部の血行促進のための温熱療法に変更していきます。

(受傷後すぐは、炎症や内出血を抑えるために患部を冷却しましたが、初期症状が収まってからは、血行を良くして人間が本来持っている自然治癒力を活性化させ、損傷箇所の修復を早めるために患部を温めます)

《固定について》

その後は、患部を固定している期間からできるリハビリを始め、固定の必要がなくなってからは、痛みのない範囲で弱ってしまった筋肉を回復させるための運動や、固まってしまった筋肉をほぐすためのマッサージ、低周波治療などを行います。これらは損傷の程度によって開始してよい時期が異なりますので、指導の元に行うのがよいでしょう。とにかく足首は、体重が掛かるため捻挫をしやすい箇所です。

《固定アイテムについて》

自分の足にあっていないサポーター等を使用するのは余り意味がありません。何のために固定するのか?どのように固定するのが一番良いのか?どのサポーターが良いのか?どの捻挫でも一律ではありません。予後が悪くなるような固定は逆効果になりますので注意してください。

《運動再開について》

痛みがなくなったからといってすぐに運動を始めたりすると、固定によって低下していた筋力では足首を支えきれずに同じ箇所を挫きかねません。同じ箇所の捻挫を繰り返していると、靭帯が常に伸びた状態になってしまい捻挫グセにつながりますし、最悪は手術の必要がでてきてしまいます。リハビリは、筋力を取り戻し元の状態に戻すだけでなく捻挫を繰り返さないようにするためにも必要なことですので、必ず行うようにしましょう。

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著者情報

水流 理 (つる おさむ)

水流 理 (つる おさむ)

上海在住5年目の理学療法士。術後の入院リハビリは華山・華東医院と提携し、外来リハビリは永恵華クリニックで行っている。スポーツ障害や肩、腰、膝など の整形外科疾患を得意とする。スポーツ整形への知識・研究が深い。

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