ランナーズニーになる原因と対処
上海でも多くのランナーが大会などで活躍しています。
特に上海では年に一度大きな上海マラソンという大会があり3万人程の参加者がいます。
今回は上海のランナーでも多くみられるランナーズニー(膝)について書いていきます。
膝の痛みの原因の1つとして、腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)というものがあります。
いわゆるランナーズニーと言われるものです。症状としては、ランニングなどの際に膝の外側が痛くなる症状のことです。
原因は、膝の酷使など走りすぎがあげられます。
走行中だけでなく、走った後、走っている最中、長時間の歩行などの際に膝の外側に痛みを感じます。
初期の段階だと痛みが出ても歩いたり休息をとることで痛みが軽減して動くことができますが、初期の症状の段階で、治療することが最も早く腸脛靭帯炎の痛みを解消することができます。
どこのタイミングで病院を受診するか判断するのが難しいですね。
太ももの外側にある腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)が膝の外側(大腿骨外側上課)と擦れることで、炎症を起こしてしまう症状です。
ランナー膝の原因を膝の酷使以外で幾つか挙げてみます。
ウォーミングアップ不足、合わないシューズ、筋肉の柔軟性の低下、傾斜のある場所の走り込み、急激な走行距離の増加などがあります。
対処法は、休むことやアイシングの他、ストレッチや整形外科の受診で、アイシングは炎症を抑えることが目的です。
靴などのランニングシューズも合ったものが良いので新調すると良いかもしれません。
膝のサポーターなどもあるので試してみても良いかもしれません。傾斜の多い場所を走り過ぎないようにしたり、準備運動などウォーミングアップも大事です。
マラソンランナーなどに多いランナーズニーでは、長期間の休養などが必要になるので3ヶ月とか膝をゆっくり休めると良いと思われます。
手術治療は報告例がありますが、一般的ではないので自己対策が中心になるでしょう。
栄養補給は、エネルギーの補給はもちろん、筋肉の疲労回復を目的としてタンパク質やアミノ酸の摂取を考えた食生活の改善やサプリメントの補給を計画的に行うようにすると良いと思います。
(上海ではなかなか良いサプリメントやアミノ酸を手にいれることが難しいのですが)
トレーニング計画にストレッチングや栄養補給までを取り入れることにより膝の酷使や使いすぎを予防していきましょう。
著者情報
水流 理 (つる おさむ)
上海在住5年目の理学療法士。術後の入院リハビリは華山・華東医院と提携し、外来リハビリは永恵華クリニックで行っている。スポーツ障害や肩、腰、膝など の整形外科疾患を得意とする。スポーツ整形への知識・研究が深い。
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