上海でもスポーツをするお子様も多くいらっしゃいます。今回は私も子供の時になったこともあるオスグットについて上海ウェネバーで記事を書きましたので、ホームページでも記載します。
PTつるのスポーツ障害予防学
成長痛は怖くない!
~上海 子供のスポーツライフとオスグット病~
オスグット病は成長期のお子さんに多く発生します。運動時に膝の下部に強い痛みを発症する、腫れ・熱感・圧痛がみられるなどの症状が見られます。
成長期を過ぎると骨の成長も止まり骨端線は徐々に閉じていきますのでオスグッドはほとんど発症する事がなくなります。
両側同時に症状を発症する事もありますが、大半のケースは片方の膝下に発症します。初期症状では、運動時以外は痛みを生じる事が少なく、発見が遅れるケースが多いのもオスグッド病の特徴のひとつでもあります。
患者さんの中には、膝の痛みを我慢しながら運動を続けたために、レントゲンで見るとすでに骨の一部が剥離している方も多くいます。膝の痛みが出たら、早期の受診をお薦めします。
オスグッド病の基本的な治療法は
1 消炎鎮痛治療
2 オスグッドの専用サポーターを使用して患部にかかる負担をコントロール
3 運動中止、運動量の抑制
があります。
しかし、これだけでは根本的な治療にはなりえません。
オスグッド病は、大腿四頭筋という太ももの前面にある大きな筋肉が、成長しきっていない膝の前面の骨を引っ張り、骨をはがしてしまうために起こるものです。大腿四頭筋が骨に対して牽引力を働かせないようにすることが本当の意味での治療であり、予防の鍵であると考えられます。
そのため、膝関節可動域・大腿四頭筋・ハムストリング(大腿後面の筋肉)等の柔軟性の獲得を目的としたストレッチも、治療に取り入れる必要があります。成長期のお子さんが膝の痛みを訴える場合には、早い段階で専属のコーチや専門医に相談してみてください。
まずは痛みの原因を知ることが一番大切です。それが放っておけばすぐ治るものなのか、病院に行ったほうがよいのか判断に迷うことも多いと思います。そういう際は私も電話相談を受けておりますので、メールやお電話にてお問い合わせください。
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